今回は、登記費用についてです。
不動産を購入したら自分の権利を確保するために、
大切な所有権移転登記手続きを行うことになります。
実はこれは税金で、登録免許税というものを納めるのです。
それに手続きをお願いする司法書士の報酬も含めて
登記費用と呼ばれています。
国の政策で住宅に関わる部分は、色々な軽減措置があります。
土地は平成31年3月末日までその軽減が適用されます。
不動産の評価額の2%が本来の税率ですが、1.5%になっていたり。
住宅用の建物においては、築20年(木造)以内であれば、
税率2%が0.3%になります。
その他、住宅ローンを組まれた場合は、抵当権という権利を
設定する必要があるのです。
お金を借りた銀行がその不動産を担保として抑えるためですね。
ローン額に対して、0.4%(軽減適用外)か0.1%(軽減適用)となるのです。
一般的な住宅を購入した場合の登記費用は、
約20万円くらいを目安に考えていただければいいかと思います。
もちろん不動産の大きさや築年数、ローン額などなど
案件によってばらつきがありますので、あくまでも目安ですよ。