今回は、固定資産税についてです。
土地、建物を所有すると発生する市町村税が
固定資産税というものです。
実は、都市計画税というものも併せて課税されています。
一部課税されていない地域もあります。
土地の大きさや建物の大きさ、古さによって金額は変わります。
築10年くらいの一般的なお宅であれば、年12万円、月1万円くらいでしょう。
建物が古くなれば、それに従い税金も下がります。
この固定資産税・都市計画税(通称、固都税)は
物件の引き渡し時に日割清算をするのです。
通常、引渡し日前日までを売主の負担、引渡し日から買主の負担とします。
この固都税は、毎年1月1日時点の所有者に対して課税されて
4月頃に納税通知書が届くことになるのです。
ですから、どの時点で不動産が売買されても、固都税は売主に納める義務があり、
途中から買主のものになることで、引渡し日から12月末日までを清算、
買主から売主にその分を渡す必要があるわけです。
不動産に所有権があるといっても、
毎年納めるお金があるので、借りているような感じですよね・・・。