実際にある話で売却を検討されている方は
十分にご注意ください。
ある日、査定依頼があり物件を見に行きました。
するとそこには、他の不動産会社の売り看板がありました。
「あれ?すでに売り出しているのかな?」と思い、
お客様に尋ねました。
すると
「正式に売りに出したわけではないと思います。」
「価格も決めていません。」
まぁ正直なところ、市街地からは外れたエリアですから価格も付けにくい
物件なのです。ですから看板を出しておいて、問い合わせがあったら
対応するようなスタンスで、そういった業者は多いかもしれません。
(私はそうゆうやり方はしませんよ。)
私は、その物件が売れるためにはと、調査をしてお客様に報告を
していました。話しを繰り返していく中で、寺岡さんに正式に売却依頼を
したいという事になり、他の業者さんには断りを入れることになりました。
断ると言っても、媒介契約を交わしたわけではありませんが。
そこには、古家があったので解体見積もりを取ったのです。
すると、その解体屋さんはそこをすでに見積もったことがあったのです。
他の業者からの依頼で。その時にその業者さんは、太陽光用地にしかならないと
話していたそうです。
太陽光用地では、とっても安い金額になってしまいます。
しかし、住宅用地であれば太陽光用地よりは当然高くなります。
そして、私から販売活動を開始すると、早速問い合わせが!!
とても物件を気に入ってくださって、住宅を建てたいという話です。
このようにして、頼む不動産会社によって、売れるものが売れない。
適正な価格ではない取引をされてしまうような事が起きるのです。
ご注意ください。