専属専任媒介契約

公開日:

カテゴリー: 不動産取引  タグ: 

 

媒介契約の種類も最後になりました。

専属専任媒介契約について

 

売主は1社にしか任せられません。そして、自分の知り合いなどとの取引、自己発見取引を禁止しています。非常に売主に対して、縛りがきついのです。その代わり、不動産会社としては、レインズに媒介契約後5日以内に登録をしたり、1週間に一度以上の割合で売主へ報告の義務があります。

 

私は、過去に一度もこの契約を結んだことはありません。必要ないと考えています。

 

なぜ、この契約があるのか。

 

たとえば、家の買い替えで、担当不動産会社のつなぎ融資を利用している。勝手に誰かに売られてしまっては、手続きがスムーズにいかなくなるからです。あとは・・・。

 

多分そのくらいの理由しか思いつきません。つまりは、その理由以外にこの契約を結ぶという事は、単なる不動産会社の都合でしかないのかと。

 

そもそも専任媒介契約だって必要ないかもしれません。これも不動産会社の都合がありますからね。信頼関係が一番だと思いますが、その会社がやるべきことをやっていなければ、いつまでも売れません。それであれば、自由に数社と契約をして頑張って活動をしてくれる一般媒介契約がいいかもしれません。

 

当社もほとんどが専任契約ですが、きちんとメリットデメリットを説明し、お客様に契約形態を選んでいただくよう努めてまいります。