不動産の引き渡しの時のお話になります。
引渡時には、残代金を受け取ったり、諸費用をお支払いただいたりする中、
残金以外に受け取ってもらうお金があります。
それは固定資産税・都市計画税です。
(市街化区域の物件は都市計画税というものもあります。
業者内ではそれぞれの頭を取って、固都税と呼びます。)
この固都税は、1月1日から12月31日までの税金ですね。
1月1日時点の所有者に対して課せられるもので、4月頃に通知書が届きますね。
不動産の引き渡しが12月10日であった場合は、
12月9日までが売主さんの負担、10日から買主さんの負担となります。
1年が365日とすると、売主さんが343日、買主さんが22日として
日割計算をして清算をするのです。
1月10日での取引でも、その年の通知は売主さんに行ってしまいますので、
その分を前払いしてもらって、通知書が届いたら納税することになりますので、お忘れなく!