残債がある場合はどうしたらよいか

公開日：2019/03/26

カテゴリー: 不動産取引

不動産を売るときに問題となるのが、ローン額がたくさんあるときです。

２，０００万円の残債があるときは、諸費用なども考えると２，０００万円以上で売らないとなりません。

売主である本人が１，０００万円でもいいと言っても、売れません。

これは不動産に抵当権という担保設定がされているため、抵当権者つまり銀行の許可が必要となるのです。

銀行としては残債をすべて返してくれれば、抵当権の解除に応じます。

それ以下での売買価格でしかならない場合は、抵当権を解除できません。

そのため、築浅の家は売りにくいことになります。

では売却が不可能なのか・・・。

それは不可能でありません。

いまや銀行では様々なローン商品が出ていて、無担保ローンというものがあります。

残債で足りない分はその無担保ローンを組んで返済に充てる方法があります。

もちろん金利の面や、条件が住宅ローンに比べると厳しいため、それを実行できるか実行する気持ちがあるかは

ご本人の意思が必要となります。

または、親から借りるというのも選択肢ではありますので、

色々な方法を模索することが必要ですね。

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